積み上げた結果・・・初期費用で46万円、毎月かかる費用で14.5万円!

一人暮らしを始めようと思った時、まず気になるのがその費用。

下記の区分に従い積み上げたところ、初期費用(イニシャルコスト)の目安で46万円、毎月かかる費用(ランニングコスト)の目安で月14.5万円となりました。
ここには車両関連費や化粧品代など個人で変動の激しい物は含んでいないのでご注意ください。

Ⅰ 家賃・共益費・敷金・礼金・引越代 [月目安5.4万円] 《初期費用目安23万円》

Photo by Martin Barraud / OJO Images

費用区分① 毎月かかる費用
費用区分② 固定費

ここでは社会人なりたてと仮定し、手取り18万円だと仮定してみましょう。この場合、共益費など込で月5.4万円くらいの物件を探したいところです。
家賃が月5万円、共益費で0.4万円くらいのバランスになるでしょうか。

毎月かかる固定費で一度選ぶとなかなか節約できない部分ですから、妥協は禁物。
ただ、東京都区内となると、この予算では厳しいかもしれないところが難しいところです。

賃料の目安は手取り月収の3分の1以下

家賃等は、額面月収ではなく、手取り月収の3分の1以下に抑えて他の生活費を圧迫しないようにしましょう。
 共益費などの管理費と、駐車場代などがかかる場合は、それらも含めた上で3分の1に抑えるようにするのが無理のない生活のポイントのようです。

3分の1又は計算しやすいように3割程度と考えると、手取り16万円だと4.8万円まで、手取り20万円だと6万円まで、くらいが目安となるということですね。

Photo by Image Source / Photodisc

費用区分① 初期費用

手取り18万円の場合、家賃は月5万円程度が目安としましたから、敷金1ヶ月、礼金1ヶ月として計10万円。

火災保険と鍵交換費用で合わせて3万円程度。

敷金…家賃の1~3ヶ月 礼金…家賃の0~2ヶ月 仲介手数料…家賃の1ヶ月
火災保険…2年間で15,000円~25,000円 鍵交換費用…10,000円~20,000円

これらの費用は物件によって大きく異なる。敷金・礼金0円なんていう物件も増えているようで、ここを節約して貯金に回せるかどうかで、その後の生活にゆとり具合が変わってくるでしょう。
火災保険なんかも無視できない金額が取られる場合も。

また、敷金と火災保険については、2年おきくらいで更新(また同じ費用がかかる)ことが多いので注意が必要です。

Photo by Paul Bradbury / OJO Images

費用区分① 初期費用

引越し代は諸条件にかなり左右されますが、10万円程度を用意しておくこととしましょう。

Ⅱ 家具・家電 《初期費用目安23万円》

Photo by Comstock Images / Stockbyte

費用区分① 初期費用

贅沢なものは買えないが、あまり安物にしすぎると、(ベッド・椅子など)毎日の生活で身体に疲れがたまりやすいようです。大型家具屋でしっかり選ぶのが良いでしょう。
そこそこのものをベッドからテレビ台まで揃えても8万円程度で大丈夫。
お金が用意できない場合は、布団など最低限のものだけを揃えて、少しずつ購入していくのも良いでしょう。

Photo by Ryan McVay / Photodisc

費用区分① 初期費用

こちらも洗濯機からテレビまで普通の一人暮らしの家にあるものを相場で積み上げていくと、15万円程度が必要そうです。

ネットを参考にしつつ家電量販店で安いものを見つけられれば、貯金に回せるので、安くて良いものを選びましょう。
もちろん家電付の賃貸を見つけられれば出費が幾分抑えられます。

Ⅲ 光熱費(電気・ガス・水道)・通信費(電話料・インターネット) [月目安2万円]

Photo by Image Source / Photodisc

費用区分① 毎月かかる費用
費用区分② 固定費

光熱費は電気代・ガス代・水道代合わせて月1万円
夏冬はプラス0.5千円見ておいたほうが良さそうです。

電気代:2000?6000円 ガス代:3000?6000円 水道代:3000円程度
電気・ガス代は季節によって大きく変動するため、幅が広くなっております。

電気代とガス代と水道代合わせた光熱費は月1万円を見ておきましょう。夏はエアコンを使うなど、季節によってはもう少しかかりそうです。
また、都市ガスならこのくらいで済みますが、プロパンガスだともう少し高くなるのが相場のようです。(そういった物件は、その分家賃が安いことが多い)

Photo by Digital Vision. / Photodisc

費用区分① 毎月かかる費用
費用区分② 固定費

通信費はインターネット利用料と携帯電話料合わせて月1万円。固定電話は必須ではないと思います。

注意点としては、インターネット利用時には、初期費用として工事費がかかるケースも。キャンペーンを利用すれば無料にできることも多く、かかっても数千円で済ませられることがほとんどです。定価で申し込むのはもったいないです。

Ⅳ 食費 [月目安3.6万円]

Photo by George Doyle / Stockbyte

費用区分① 毎月かかる費用
費用区分② 変動費

変動費といっても、ゼロにはできない費用です。

月換算で3食×30日=90日を仮に45食自炊で45食を外食とすると、
自炊200円×45食で0.9万円、外食600円×45食で2.7万円
合わせて3.6万円あればやりくりできそうです。

Ⅴ 交際費 [月目安2万円]

Photo by Image Source / Digital Vision

費用区分① 毎月かかる費用
費用区分② 変動費

やりようによってかなり節約が図れるポイントです。

また年に数回、ご友人の結婚式に呼ばれることも考えなくてはなりません。地域にもよりますがご祝儀は1回3万円を見ておくと、月0.5円程度、「交際費貯金」のようなイメージで考えておくのが良いでしょう。

通常の交際費は月平均1.5万円程度に抑えて、交際費貯金0.5千円を加えた月平均2万円位内でやりくりするのがオススメです。

交際費の総世帯平均は 19,755円 、一人暮らし男性の平均は 12,915円 、一人暮らし女性の平均は 19,610円 、二人以上世帯の平均は 21,135円

交際費は、一人暮らしでも性別で平均金額が少し異なるようですね。

あまりケチりたくない費用ではありますが、一度に出て行く費用が多いだけに、何も考えないと他で頑張った節約が台無しになることも。
一次会でしっかり交流を蜜に図って、あまり行きたくない場面での二次会は断るなど、無駄な出費を抑えることが肝要ですね。

Ⅵ その他雑費(日用品・保険料) [月目安1,5万円]

Photo by BananaStock / BananaStock

費用区分① 毎月かかる費用
費用区分② 変動費

細かいもの含めても月0.5万円あればお釣りが出るだろう。
ただ一人暮らしを始めるときは、一度に揃えると0.5万円まるまるくらいは覚悟しておいたほうが良さそう。近くに安い店を探しておこう。

なお、女性の場合は、ここに化粧品も入るでしょうが、個人差が多いので計算に含めませんでした。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

↑このページのトップヘ